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2007年3月28日 (水)

悪友

 「悪友」といっても作詞家のことではない。あれは阿久悠である。「悪友」を英語でいうと、Bad companyというらしい。というわけで、あのポール・ロジャースのいたバッドカンパニーのことである。

 最近、バッド・カンパニーの紙ジャケ・シリーズが発売されたので、2ndと3rdアルバムを購入した。1stは元々持っていたからだ。これはあとで紹介するように、名盤である。

 2ndの「ストレイト・シューター」は昔からジャケットが気に入っていて、いつかは購入しようと思っていた。でもCDサイズになるとちょっと微妙な気がする。

ストレート・シューター(紙ジャケット仕様) Music ストレート・シューター(紙ジャケット仕様)

アーティスト:バッド・カンパニー
販売元:ワーナーミュージック・ジャパン
発売日:2007/03/07
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 音楽的には、やはりあの1stのあとのせいか、ちょっと物足りない気がした。アルバム解説を読むと、アメリカの市場を意識した音作りとあったが、確かに少しペラペラな音作りである。また、ただ単にポール・ロジャースが歌っていますよというようなアルバムで、記憶に残るようなフレーズやメロディに乏しい。
 特に最後の曲は、前奏と間奏がビートルズというかジョージ・ハリソンの「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」と極めて似ている。そういう意味では記憶に残ったのだが・・・

 3rdアルバムの「ラン・ウィズ・ザ・パック」は、逆に水準よりは越えているアルバムだと思う。ミディアム・テンポの曲やハード・ドライヴィングな曲、スローなバラードとバラエティに富んでおり、曲の配置も緩急あってよい。
 ただ惜しむらくは、記憶に残るような、目立つ曲が少ないといったところか。

ラン・ウィズ・ザ・パック(紙ジャケット仕様) Music ラン・ウィズ・ザ・パック(紙ジャケット仕様)

アーティスト:バッド・カンパニー
販売元:ワーナーミュージック・ジャパン
発売日:2007/03/07
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 やはりバッド・カンパニーの名盤は、1stである。1曲目のワン・トゥー・スリーというカウントから背筋をゾクゾクさせ、2曲目「ロック・ステディ」は聞くものを唸らせるリフが飛び、3曲目「レディ・フォー・ラヴ」で完全にノック・ダウンである。まさに名盤とはこのこと。
 それ以外にも「バッド・カンパニー」「ムーヴィン・オン」はライブで定番の曲だし、「ドント・レット・ミーダウン」「シーガル」といった隠れた名曲もある。まさに捨て曲なしの1枚だ。

バッド・カンパニー(紙ジャケット仕様) Music バッド・カンパニー(紙ジャケット仕様)

アーティスト:バッド・カンパニー
販売元:ワーナーミュージック・ジャパン
発売日:2007/03/07
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 ポール・ロジャースといえば、かつて日本人の奥さんと結婚していて、2人の子どもがいたし、その縁か、坂上二郎などが出演していた日本のTVドラマ「夜明けの刑事」の挿入歌まで歌っていた。そのドラマの中でバッド・カンパニーのたった1回だけの武道館ライヴが放送されたのを覚えている。

 近頃のポールは、クィーンブライアン・メイロジャー・テイラーと組んで、コンサートを行っていた。あれをクィーンとは呼びたくないのだが、その中でもフリーやバッド・カンパニーの歌を歌っていた。
 やはりポール・ロジャースは、スローなバラードやミディアム・テンポの曲が似合うと思う。できれば、ブルース系のギタリストやミック・ラルフスのようなボーカリストを引き立てるような人と組んで、歌って欲しいものだ。

 ポールの「悪友」は、ブライアン・メイやロジャー・テイラーではないのである。


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