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2007年6月21日 (木)

ワールド・パーティ

 最近このブログに出てくるミュージシャンは、マルチ・ミュージシャンいわゆるひとりで演奏して、ひとりで歌って、ひとりで録音して、セルフ・プロデュースというタイプが多い。

 今回紹介するのもそういうひとりである。ワールド・パーティというグループ名だが、実際はカール・ウォーリンジャーという人がひとりで作製しているものである。

 この人はイギリスのウォーターボーイズというグループのメンバー(キーボード担当)だったそうである。一度聞いたことがあるが、ウォーターボーイズ自体は可もなく不可もなし、といった記憶がある。
 それでこの人の音楽は、基本的にポップであり、ひとりでやっているせいか、音的に結構凝っている感じがする。

 グループから脱退して最初につくったアルバムが「プライヴェート・リヴォリューション」だった。87年ぐらいの作品だったと思うが、当時の流行を反映してか、薄っぺらいシンセの音が妙に耳に残る作品だった。

Private Revolution Music Private Revolution

アーティスト:World Party
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 次に「グッバイ・ジャンボ」でアルバム・ジャケットに象の形をしたかぶりものとガスマスクをしている本人が写っている。90年のアルバムだが、個人的にはこのアルバムが一番だと思う。
 彼の作品の中では現時点で一番である。といってもこの2作と93年発表の「BANG!」、97年発表の「エジプトロジー」しか持っていないのだが・・・結局4枚しかない。

 それで「グッバイ・ジャンボ」だが2曲目の「Way down now」や7曲目「Take it up」などはシンプルなロックンロールである。まるでストーンズだ。
 この人の声は、ミック・ジャガーに似ているし、ロック調の曲などはほとんどストーンズとダブって聞こえてくる。特にシャウトするとミックそのものである。

 またスローな曲はしゃがれていないボブ・ディランのようである。だから「Love street」のような曲を聴くと結構グッと来るのである。

Goodbye Jumbo Music Goodbye Jumbo

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 そんなカールだが、最近は音沙汰がない。新しいアルバムは発表されているようだが、国内盤は97年以降発売されていないと思う。残念である。国内盤の方にはボーナス・トラックがあるからだ。やっぱり私は貧乏性である。


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