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2007年7月 1日 (日)

ライヴ・アット・武道館

 またまたビートルズ・ネタで申し訳ないが、1966年の6月29日に、ビートルズが初めて来日した。いまから41年前の話である。

 その日は台風4号の影響で、ビートルズ一行はアラスカのアンカレッジで足止めを食らっていた。それで夜中の来日になったということだ。具体的に言うと、午前3時50分頃である。今でも当時の映像で、日本航空のはっぴを着た彼らがタラップを降りてくるシーンを思い出す。もちろんあとになって見たものであるが・・・

 そして6月30日と7月1日、2日日本武道館で演奏をしたのだ。当時の首相である佐藤栄作ほか文化人たちが「神聖な日本武道館で外国人がロックなどを演奏するとはケシカラン」といかにも当時の時代を反映するような発言をしていたとは有名な話である。

 それに対してポール・マッカートニーは「日本の舞踊家たちが英国の国立劇場などで演技をしても問題はない。日本も英国も伝統を重んじることは同じ」というようなコメントをしたという話をどこかで聞いたことがある。まったくその通りだと思う。

 日本武道館のビデオはかって販売されていたらしいが、いまはまだDVD化されていないのではないだろうか。しかもそれは6月30日の分だけである。初日は夜だけで、残りの二日間は昼夜の公演だった。初日はマイクなど機材も充分でなく、ある意味いい加減というか手抜きの演奏だったらしい。
 しかし当時の機材ではモニターなども悪かったので、どこの国でもどの会場でも感やノリで演奏していたから、それでも普通だったと思う。

 でも1日目の聴衆が真剣に聞いていたという話を聞いた一行は、2日目からは手抜きせずにまじめに演奏したという逸話もあって、できれば2日目以降の演奏を見てみたいものだ。このコンサートはニッポン放送も後援していたので、その映像が残されているはずである。放送できないのは、版権のせいかもしれない。

 それでビートルズ関係で、まだCD化されていないのは、アメリカ盤や日本で編集されたLPなどがある。自分がCD化を希望するのは「ヘイ・ジュード」「ライヴ・アット・ザ・ハリウッドボウル」である。

 「ヘイ・ジュード」は自分が初めて全曲聞き通したビートルズのアルバムなので、思い入れが深いのである。これはアメリカ編集盤で解散後に出されたものらしいが、それを知ったのはほんの最近である。それまでは解散前に発売されていたと思っていた。

 64年から69年までのシングル中心の編集である。これを聞いて初めてビートルズとは奥が深いと思った。何しろ「キャント・バイ・ミー・ラヴ」から「ジョンとヨーコのバラード」までである。中後期を代表する曲が多く、「レイン」「リボリューション」などは、当時の中学生には理解できなかった。しかし、そのメロディは素晴らしいとは思った。

 これらの曲は「パスト・マスターズVol.1」、「Vol.2」、赤盤、青盤などに収録されているので、CD化は無理だとは理解できる。自分で編集してCD化するしかないだろう。残念である。

パスト・マスターズ(2) Music パスト・マスターズ(2)

アーティスト:ザ・ビートルズ
販売元:EMIミュージック・ジャパン
発売日:1998/03/11
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 もうひとつの「ライヴ・アット・ザ・ハリウッド・ボウル」(当時の邦題は「ザ・ビートルズ・スーパーライヴ!」は64年8月23日と65年8月30日のロスアンゼルスでのライヴ演奏をレコード化したものである。

 発売されたのは1977年であるから、いまから30年前である。まだジョンもジョージも生きていた時代である。今年でちょうど30周年なので、これを記念してCD化されないだろうか。

 海賊盤としては私も持っていて音質も結構いいので、問題はないのだが、ビートルズ関係のアルバムで公式ライヴ・アルバムは1枚もないのである。(Live at BBCはスタジオ・ライヴだから、聴衆を入れてのライヴではない。ハンブルグ当時のライヴはあるが、あれは例外)
 映画のサウンドトラックはあるのだから、公式ライヴも出してほしいのである。ファン心理としては至極当然な話だと思うのだが、いかがなものだろうか。

 いまから東芝EMIにメールをして、発売されるように頼みましょう。


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